VR/ARとは、仮想現実/拡張現実(感)の略称です。3次元コンピュータグラフィックス(3D CG)や立体音響、さらにはウェアラブル端末などの入出力デバイスから構成された人工の空間を、あたかも実際の空間であるかのように知覚させたり(VR)、現実(物理)空間と継ぎ目なく接続して再構成したりする(AR)技術を指します(図1図2)。

図1●VR(仮想現実)のイメージ
出所:ESA,CC BY-SA 3.0 IGO(https://en.wikipedia.org/wiki/Virtual_reality#/media/File:Reality_check_ESA384313.jpg)
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図2●AR(拡張現実)のイメージ
出所:先端IT活用推進コンソーシアムの資料を基に作成
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 どちらも概念や技術そのものは、1960年代から存在していました。ただ、近年のコンピューティングパワーの劇的な進化に伴い、デバイスや3D関連ソフトウエアが誰でも入手しやすい価格となってきたことから、ここ数年で様々な関連製品やサービスが相次いで登場しています。

 VR/ARの類似の技術にはMR(Mixed Reality:複合現実)もあります。三者の関係は、物理空間との関連性の観点から整理できます(図3)。VR、MR、ARのいずれも、用いられる要素技術が「人間の感覚や認識を操作するテクノロジー」であることは共通です。

図3●VR、MR、ARは物理空間との関連性に違いがある
出所:NTTデータ「実用化段階に入り、現実への染み出しも注目されるVR」(http://www.nttdata.com/jp/ja/insights/trend_keyword/2016010701.html)
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