中西 淳一=NTTデータ経営研究所 デジタルイノベーションコンサルティンググループ マネージャー

 「マイキープラットフォーム」とは、マイナンバーカードのマイキー部分(電子証明書およびICチップの空き領域の部分)を活用して、マイナンバーカードを公共施設の利用者カードや商店街のポイントカードとして利用できるようにするための共通情報基盤です。住民の利便性の向上やクラウドの活用による行政システムの効率化に加えて、民間での活用を促して地域経済を活性化する狙いもあります。

 「マイキープラットフォーム」とは、マイナンバーカードの「マイキー部分」(電子証明書およびICチップの空き領域の部分)を活用して、マイナンバーカードを公共施設の利用者カードや商店街のポイントカードとして利用できるようにするための共通情報基盤です。

 住民の利便性の向上やクラウドの活用による行政システムの効率化に加えて、民間での活用を促して地域経済を活性化する狙いもあります。自治体の共同システムとして構築される予定であり、政府は2016年からシステム設計に着手し、全国での実証を経て、早ければ2017年度中に本格運用を始める意向です(図1)。

図1●マイキープラットフォームは各種サービスの連携を実現する
出典:総務省資料(http://www.soumu.go.jp/main_content/000399523.pdf)
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マイナンバーカードの電子証明書の文字列を利用

 2016年1月に交付・利用が始まったマイナンバーカードは、表面には氏名・住所や顔写真が記載され、裏面に12桁のマイナンバーが記載されています。また、カードには接触通信と非接触通信の両方式に対応したICチップが内蔵され、オンラインでの認証などに利用することができます。

 このICチップには、マイナンバーを含む券面情報を読み出すためのアプリケーション領域とは別に、マイキー部分として電子証明書の領域と空き領域もあります(図2)。電子証明書の領域には、公的個人認証サービス(JPKI:Japanese Public Key Infrastructure)で用いる「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」が格納してあります。

図2●マイキー部分はマイナンバーカードのICチップ内にある
出典:総務省資料(http://www.soumu.go.jp/main_content/000399167.pdf)
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