「ソフトウエア・デファインド・データセンター(SDDC)」の実現に向け、ネットワークとストレージの仮想化を急ぐ米ヴイエムウェア。ゲルシンガーCEOは、仮想化環境のシェアを武器に、クラウドへ注力。ハイブリッドクラウドこそがユーザーニーズを満たすと説く。

(聞き手は森山 徹=日経コンピュータ 副編集長)

CEOになって2年が経ちました。ヴイエムウェアの戦略は変わったでしょうか。

パット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)氏
2012年9月に米ヴイエムウェアのCEO(最高経営責任者)に就任した。入社以前は、米EMCの情報インフラストラクチャー製品部門のプレジデント兼COO(最高執行責任者)として、情報ストレージ、データコンピューティング、バックアップおよびリカバリー、RSA セキュリティ、エンタープライズソリューションを統括。EMC以前の30年間は、米インテルで技術職、管理職、執行役員を歴任した。(写真:陶山 勉)

 私がCEOに就任してから、「ソフトウエア・デファインド・データセンター(SDDC)」「ハイブリッドクラウド」「エンドユーザー・コンピューティング」の三つをビジョンとして掲げてきました。これまでに2年が経過し、今ではヴイエムウェア社内だけではなく、パートナーや顧客までも、このビジョンに基づいた戦略を理解してくれています。

 オンプレミスとオフプレミスを連携するハイブリッドクラウドは既に投入済みです。仮想ストレージ「VMware Virtual Storage(VSAN)」やネットワーク仮想化製品「VMware NSX」などSDDCの実現に必要なコンポーネントも充実させてきました。また、モバイル管理やセキュリティ・ソリューションを手掛ける「AirWatch」の買収は、エンドユーザー・コンピューティング戦略に沿ったものです。

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