最新のWindows 10プラットフォームのモバイル版となる「Windows 10 Mobile」。企業ユーザーに様々な製品/サービスを提供している日本マイクロソフトは、Windows 10 Mobileを法人モバイル活用に向けてどう訴求していくのか。平野社長に戦略や展望を聞いた。

日本では2011年以来となる“Windowsスマートフォン”がWindows 10 Mobile端末として登場した。セールスポイントはどこか。

平野 拓也 Takuya Hirano
1970年生まれ。北海道出身。1995年、米ブリガムヤング大学卒業。同年、兼松米国法人入社。2001年、ハイペリオン 社長に就任。2005年8月、マイクロソフト(現日本マイクロソフト)入社。執行役 常務などを経て、2011年7月、マイクロソフト中央・東欧ゼネラルマネージャー。2015年7月、取締役 代表執行役 社長に就任(現職)。

 Windows 10 Mobileの特徴は、パソコン(PC)やタブレット端末、2 in 1(編集部注:ノートパソコンとタブレット端末の特徴を併せ持つ端末)といったデバイスと同一のプラットフォームで開発されていること。複数のデバイス間で、当社のOffice製品やコラボレーションサービスなどを首尾一貫した形で使える。

 こうした製品やサービスの利用形態は、今はほとんどがクラウドベースに移行している。モビリティーが必要なシーンでそれらをシームレスにストレスフリーで使えることが、Windows 10 Mobile端末の強みとなる。

なぜ今か。

 もともと、企業ユーザーからは「法人向けにWindows搭載モバイルを出してほしい」という声が強くあった。既にOffice製品はiOSやAndroid向けに提供を始めているが、それだけでは企業ユーザーには十分ではないとも感じていた。加えて最近は、企業ユーザーからアプリケーションの互換性やセキュリティの確保、コスト削減を求める声が高まってきた。

 このように企業モバイルを取り巻く環境が大きく変わる中、いいタイミングでWindows 10 Mobileを投入することができた。

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