オープンソースソフトウエアのコミッター(リポジトリのコミット権を持つ主要開発者)が、コミッター活動を企業内で業務として行う例が増えている。例えば、Rubyの現行の実行エンジンを開発している笹田耕一氏は2017年1月末にクックパッドに転職した(参考リンク)が、同氏は転職元でも転職先でもフルタイムのRubyコミッターとして活動している。これまで個人としてRubyコミッターの活動をしていた村田賢太氏も、同年2月にSpeeeに転職することで“企業内コミッター”として活動することになった(参考リンク)。村田氏に転職の経緯や今後の開発の取り組みを聞いた。

(聞き手は大森 敏行=日経NETWORK


前職について教えてほしい。

 前職は、リクルートホールディングスのMedia Technology Labでサービス開発のエンジニアをしていた。2016年4月から2017年1月までの10カ月間だ。その前はクックパッドに4年間いた。

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1年未満で転職したのはなぜか。

 新しいことをしたいと思ったときに、ちょうどよい転職の話があったからだ。私はデータ活用や機械学習に興味があり、そうした分野でRubyを利用できるようにする取り組みを勤務先の業務とは別に個人的にやっていた。Speeeでは、業務に携わるのではなく、技術を純粋に開発できるポジションを用意してもらえるということだったので、「こうした良い話はなかなかない」と思い、転職を決めた。

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