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安全性、平行性、実用性を兼ね備えた言語Rustとは(下)

2019/01/11

Serdar Yegulalp InfoWorld

 Rustが意図するのは、高速で、安全で、ある程度簡単にプログラムを作成できる言語だ。そして、単なる物珍しい言語や、ランキングで選外に終わるような言語ではなく、広く利用される言語を目指している。

前回から続く)

Rustはサードパーティー製のライブラリが豊富

Credit: IDG

 サードパーティーのライブラリで機能をどれだけ補強できるかという点も、言語の実用性を測る物差しの1つだ。Rustのライブラリは「クレート」と呼ばれ、公式リポジトリcrates.ioには数万のクレートが登録されている。一般的なライブラリやフレームワークへのAPIバインディングも非常に多く、Rustはそうしたフレームワークを使うための選択肢にもなる。ただし、Rustコミュニティでは、総合的な質の高さや利便性に基づいてクレートを綿密に評価したりランキングしたりといった情報はまだ提供していない。どのクレートが優れているのかは、自分で試してみるか、コミュニティの意見を聞いてみないことには分からない。

RustはIDEをきちんとサポート

 愛用のIDEがろくに対応していない言語となると、開発者としてはやはり気乗りがしない。そこでRustには最近、Rust Language Serverが登場した。Microsoft Visual Studio CodeなどのIDEで、Rustコンパイラからのフィードバックが随時得られる。

Rustの弱点

 Rustは、魅力的で使いやすい強力な機能を数多く備えている一方で、弱点もある。中には、新人とベテランのRustacean(Rust使い)に共通する落とし穴もある。

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