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2019年のサイバーセキュリティの動向、9つの予測(下)

2018/12/14

CSO編集部

 今回の記事では、今後1年間に予想される動きを本誌の記事執筆者に挙げてもらった中からトップ9を紹介する。

前回から続く)

6:すべてのオンライン取引で多要素認証が標準になる

Credit: Thinkstock

 完璧な解決策にはほど遠いものの、Webサイトやオンラインサービスの大半は、パスワードのみでの認証に代わり、必須またはオプションとして別の認証方法を取り入れることになりそうだ。ただし当面は、さまざまな方式の多要素認証が使われて、ユーザーの混乱と不満を招くことが考えられる。

 Bradleyは言う。「パスワードのみの認証は、フィッシングなどの攻撃に対して次第に無防備になりつつある。だが、ベンダー各社がさまざまな認証システムを導入しつつある現状では、各種の2要素認証を扱う必要が生じており、頭の中は今にもパンクしそうだ。より標準化されたプロセスが固まるまでは、状況の改善は望めそうにない」

 だが、少なくともベンダー側に関しては、標準化も進展しつつある。Stromはこのように見ている。「ブラウザーのFIDO2対応や、米Cisco SystemsのDuo Security買収によって、形勢が変わる可能性がある。2019年は、この面でさらなるイノベーションが予想され、多要素認証の使い勝手が高まり、使わずにはいられなくなることが考えられる」

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