TOPNetwork > ブロックチェーン送金ネットワーク、銀行での実利用は進むか(前...

Network

ブロックチェーン送金ネットワーク、銀行での実利用は進むか(前)

2018/10/16

Lucas Mearian Computerworld

 最近鳴り物入りで盛んに打ち出されているB2Bの電子送金プラットフォームは、ブロックチェーンを基盤とするものが多く、海外送金や決済にかかる時間を従来の数日から数秒に短縮できるとうたっている。だが、こうしたプラットフォームを実際の業務に利用している銀行はまだ少ない。

Metamorworks / Getty Images

 こうしたプラットフォームでは、法定通貨を担保にしたデジタル通貨(ステーブルコイン)か、あるいはビットコイン、イーサリアム、リップル、ステラルーメンのような仮想通貨(新たな資産クラス)を使って、これまでにない流動性を実現する。こうしたデジタル資産を、中央機関のないネットワークで送り、改ざんが不可能なブロックチェーン台帳に取引の情報を記録する。

 米Gartnerでトランザクションバンキング関連のリサーチディレクターを務めるFabio Chesini氏は言う。「我々が現在目にしている変革は、クロスボーダーという観点での変革だ。ビットコインのような仮想通貨を考えた場合、A地点からB地点にお金を移動した時には、実際にはメッセージと決済を1つの取引でカプセル化している。これが可能なのは、仮想通貨が史上初めて創造された純然たるデジタル資産だからだ。対になる負債がどこにもない資産である」

↑ページ先頭へ