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美術センスでITとビジネスの隔たりを埋めるデータアーティストとは(前)

2018/10/10

Sharon Florentine CIO

 世界で最も有名なデータアーティストは、シャルル・ジョゼフ・ミナールと言えよう。兵士の人数、経路、温度、地勢など、いくつかのデータセットを組み合わせて、1812年のナポレオンのロシア遠征を視覚化した図を1869年に制作した人物だ。ナポレオンのロシア遠征自体は悲惨な結果となったが、ミナールが制作した図は、今でも「統計的な図表として史上屈指の1枚」と評されている。

Credit:Google

 仮にミナールが今の時代に生きていたら、データアーティストという新興の職種で成功を収めたことだろう。現代なら、膨大な量のデータがごく簡単に手に入るし、最新テクノロジーの速度と処理能力はすさまじいからだ。データアーティストは、ITとビジネスの隔たりを埋め、内容が分かりにくいテラバイト級のデータを視覚化する。その図を経営幹部が即座に参照し、意味を理解することで、意思決定のスピードを上げ、成功の確率を高められる。

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