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AIを次々と取り入れるSalesforce、トップの狙いは(前)

2018/06/12

Scott Carey Computerworld UK

 米Salesforce.comは英ロンドンで2018年5月17日、イベント「Salesforce World Tour London」を開催した。筆者はこの時、「Einstein」プロダクトの統括責任者を務めるMarco Casalaina氏に話を聞いた。最先端のデータサイエンスの手法をどのように取り入れ、Salesforceのユーザー企業にどのような形で提供していくのか、同氏に尋ねてみた。

 Salesforceは2016年、AI関連企業のMetaMindを買収し、その創業者のRichard Socher氏をチーフサイエンティストに任命した。それから現在までSalesforceが目指してきたのは、「クラウド」の名を冠する同社のCRMソフトウエアのラインナップに、インテリジェントな機能を次々と取り入れることだった。セールス、マーケティング、カスタマーサービスなどの業務を担当するユーザーに向けて、これまで以上に行動に生かせるインサイトを提供し、使えば使うほど学習するシステムを実現することを目標としてきた。

 こうした発想から生まれたのがEinsteinブランドだ。2016年のイベント「Dreamforce」での発表以来、Salesforceの年3回のアップデートで登場する新機能は脚光を浴びてきた(機能によっては追加料金が必要な場合もある)。

 今回話を聞いたCasalaina氏は、2005年にSalesforceに入社した。現在はEinsteinプロダクト担当バイスプレジデントを務めている。SalesforceのプラットフォームにAIと機械学習を取り入れる部分の統括責任者だ。

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