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履歴書を自動選別するシステム、攻略の鍵は(前)

2018/05/15

Terena Bell CIO

不出来なシステム

 ATSは決して完璧ではない。実際、米CareerArcと米Future Workplaceが共同で実施した調査によると、ATSを利用している企業の62%は、自動選別によって有望な候補者の一部が選考プロセスから誤ってふるい落とされる可能性は大いにあるとの認識を示している。

 求人に応募する側から見ると、かなりいら立ちを感じる調査結果だ。膨大な応募に対処する企業側にとって、仕分けの手間を減らす自動化が必要なのは分かるが、システムの出来が悪いのは、企業にも応募者にも不利益をもたらす。しかしながら、企業側が採用手法を大きく変えないのだとしたら、不利益を被らないようにする責務は応募者側にのしかかる。つまり、ATSの自動選別でふるい落とされないように履歴書を調整する方法を考えなくてはならない。

ATS向けに履歴書を最適化するには

 ATSに対処するうえでまず必要な認識は、会社でも応募者でもなく、フォントが物を言うということだ。履歴書のフォントである。職種名のバリエーションを認識できなかったATSにふるい落とされる以前に、履歴書のフォントをTimes New Romanにしたせいでふるい落とされる可能性もあるのだ。

 Polk氏は言う。「ATSの中には、Times New RomanやCambriaのようなセリフ系フォントの読み取りに問題を抱えているものもある」。セリフ系のフォントとは、字画の端に装飾のひげ(出っ張り)があるフォントのこと。それがないのがサンセリフ系のフォントだ。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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