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米国の病院でスマホやモバイルコミュニケーションへの投資が拡大(前)

2018/04/24

Lucas Mearian Computerworld

 米国の病院では、医療従事者間の連絡や、医療従事者と患者とのコミュニケーションを強化するために、スマートフォンやセキュアなモバイルプラットフォームに多額を投じつつあることが、米Spyglass Consulting Groupが実施した調査「Trends in Clinical Communications and Collaboration 2018」で明らかになった。

 調査は、病院で医療に従事する100人以上を対象として電話で実施した。その結果によると、医療機関の9割は、今後1年~1年半の間に、スマートフォンやセキュアなユニファイドコミュニケーションに多額の投資を行うことを計画している。

 Spyglass Consulting Groupのマネージングディレクター、Gregg Malkary氏の説明によれば、病院勤務者にコミュニケーション用途で支給されているスマートフォンは、医療業界向けの特化型デバイスと、iPhoneやAndroidスマートフォンなどのコンシューマー向けデバイスが半々で混在している。

 「患者とスタッフとのコミュニケーションという考え方自体、比較的新しい発想だ」とMalkary氏は述べ、米連邦政府が電子医療記録(EHR)の有効利用を定めた2012年の要件を引き合いに出した。「スマートフォンやセキュアなモバイルコミュニケーションへの投資を見ると、各医療機関は、要件への対応を目指すのと同時に、臨床の変革も押し進めている」

 病院で利用されている頑丈なスマートフォンやモバイルデバイスには、「Zebra TC51」や「Honeywell Dolphin」などがある。

 「頑丈なデバイスなので、落としたり、濡れたり、血や汚物が付いたりしても、簡単にきれいにできる。また、バーコードスキャナーも内蔵している。採用に値する理由だ。ただし、こうしたデバイスはかなり高価だ」とMalkary氏は言う。

 「医療従事者向けにiPhoneを購入している事業者も、今ではたくさんある。以前は、iPhoneは力不足と考えられていた」

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