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ランサムウエアの身代金、ビットコインはどこで買うべきか(上)

2017/04/24

Maria Korolov CSO

 英Digital Shadowsの戦略担当バイスプレジデント、Rick Holland氏も、Coinbaseを勧めるものの、取引に最大4日かかることがある点を指摘する。

 「ランサムウエアの支払いを扱う時には、時間が決定的に重要な場合もあるので、自分の口座にビットコインを素早く移してくれる取引所を見つける必要がある」と同氏は言い、ビットコイン取引仲介サイトのLocalBitcoins.comを勧める。

 米CybereasonのCISO(最高情報セキュリティ責任者)でインシデント対応ディレクターのIsrael Barak氏は、そのほかの取引所については、Bitcoin.comに掲載されている推奨リストの一覧を見てみるとよいと言い、「信頼できる調達元が数多くある」と話す。

 Barak氏は、Coinbase、Bitpay、Coingateなど、いくつかのビットコイン取引所を使ったことがあり、それぞれのサービス内で目的を達成できた。

 加えて、ベンダーの中には、顧客が身代金を早急に支払う必要がある場合に、ビットコイン関連のサービスを提供しているところもあるとBarak氏は言う。

ビットコインを事前に確保

 自分の会社が攻撃を受ける可能性があり、身代金を払わざるを得ない状況になるかもしれないと思っているのであれば、ビットコイン口座を事前に開設して、取引所の認証の手続きを完了しておくことも、一考に値するかもしれない。さらに、ある程度のビットコインを購入して、予備として保管しておいてもよいかもしれない。

 これが特に重要なのは、緊急調達のプロセスがない企業だとBarak氏は言う。

 「一部の企業では、ランサムウエアの攻撃を受けてビットコインを購入したいとなった時に、調達の手順を踏むのに時間がかかる場合がある。企業によっては、数日かかったり、それ以上に及んだりする」

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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