TOPセキュリティ > ランサムウエアの身代金、ビットコインはどこで買うべきか(上)...

セキュリティ

ランサムウエアの身代金、ビットコインはどこで買うべきか(上)

2017/04/24

Maria Korolov CSO

 2016年にランサムウエアは10億ドル規模の産業に拡大した。身代金の支払いは、今やビットコイン経済の10%近くを占めている。被害に遭うのを防ぐためには、強固なエンドポイントセキュリティと効果的なバックアップが必要だ。だが、防御に失敗し、バックアップも不十分で、データを復旧するための試みもすべて不調に終わり、最終的に身代金を支払うしかなくなった場合、どうすればよいだろうか。

 まずは、セキュリティの強化に取りかかるのが第一歩だ。次に大切なのは、ビットコインはここで購入することを勧める、といった指示がランサムウエアの中にあったとしても、その言葉を額面どおり受け取らないことだ。相手はあくまで犯罪者だ。おかしな方向に導かれてしまうかもしれない。

 それよりは、定評のある取引所を利用した方がよい。

 専門家に話を聞くと、米Coinbaseを勧める声が数名から挙がった。Coinbaseは最大手のビットコイン取引所で、2017年1月にはニューヨーク州金融サービス局からライセンスを取得した。つまり、ニューヨーク州当局が定める消費者保護やサイバーセキュリティの基準を満たしている。

 「それにCoinbaseは、取引所では唯一、保険が適用されている。Lloyds of Londonの保険だ」と、米BT Americasのセキュリティ・コンサルティング・プラクティスのCTO(最高技術責任者)、Konstantinos Karagiannis氏は言う。

 加えて、取引手数料が安く、使いやすいと同氏は話す。

 「私が初心者に勧めるのはそこだ。Coinbaseは、最もユーザーフレンドリーかつ安全にビットコインを入手する手段だ」

 「ただし、パスワードをなくした場合にはカバーしてもらえない」と同氏は注意を促す。

↑ページ先頭へ