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最近のIoTの話題から:MITのセンサー技術、VWとAWSの提携など(前)

2019/04/16

Jon Gold Network World

 IoTテクノロジーの勘所は、多種多様な発生源から得たデータを1カ所に集め、それらを掘り下げて洞察を引き出すことにある。しかし、データの取得元となる装置は、必ずしも高度なものとは限らない。オートメーション化の黎明期からある旧式の装置や、低価格で軽量なSoCベースの電子機器も多い。

Credit: Getty Images / gorodenkoff

 こうした中、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、新たなセンサー技術を考案した。工場やビル、船舶などの中で共通の配電回路につながっている電気装置の一群に関して、それぞれの稼働状況や状態といったデータの一端を、配線の1本に接続したセンサー1つから得られるというもの。それぞれの装置にセンサーを個別に取り付ける必要はない。

 NILM(Non-Intrusive Load Monitoring)というこの技術は、配線を流れる電流の変化を検知することによって、それぞれの装置の違いを識別でき、異常も検知できる。センサーは電線1本の外側の1カ所に付けるだけでよく、配線の切断や接合は必要ない。この技術がテスト段階をクリアして実用化に至ったら、インダストリアルIoTの分野で大きな波となりそうに思える。

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