TOPSoftware > コードの実行・結果・説明をまとめて共有できる、Jupyter...

Software

コードの実行・結果・説明をまとめて共有できる、Jupyter Notebook(下)

2019/04/05

Serdar Yegulalp InfoWorld

 画面上でコードを見ながら、同じUIの中でそのコードを直接実行でき、変更を加えた時の結果の違いも直ちに確認できたら便利ではないだろうか。それを実現してくれるツールが「Jupyter Notebook」だ。

前回から続く)

Jupyter Notebookの用途

Credit: IDG

 Jupyter Notebookの用途で特に多いのは、データサイエンスや数学など、データや数式の視覚化が絡む研究プロジェクトだ。しかしそれ以外にもさまざまな用途が考えられる。例えば、次のような使い方がある。

  • データを視覚化して共有:データを視覚化して人に見せる時には、一般には静的な画像を使うことが多いが、それでは伝えきれない情報もある。Jupyter Notebookのノートブックなら、視覚化した結果をインタラクティブに操作できる。利用者本人が直接操作することで、データへの理解が深まる。
  • 手順とコードのドキュメント化:プログラミングの手順や経験についてブログ記事で紹介する時に、ノートブックを使う人もいる。ブログを見た人は、ノートブックをダウンロードして同じ処理を再現できる。
  • ライブラリやモジュールについてのインタラクティブなドキュメント:Pythonのモジュールについてのドキュメントは静的なものが大半だ。ノートブックは、モジュールの動作を説明するためのインタラクティブなサンドボックスとしても使える。ノートブックのインタフェースでうまく動作するPythonモジュール(つまりstdoutに出力するもの)であれば候補になる。
  • コードとデータの共有全般:ノートブックと、関連するデータファイルをアーカイブして共有できる。

↑ページ先頭へ