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デジタルフォレンジックの歴史と仕事と報酬、そして闇の面(上)

2019/02/18

Josh Fruhlinger CSO

 デジタル犯罪や攻撃の調査に科学捜査の手法を適用するのがデジタルフォレンジックだ。コンピューターフォレンジックともいう。インターネット時代の法とビジネスにとって、デジタルフォレンジックは欠かせない存在だ。デジタルフォレンジックの道に進むことは、やりがいの面でも報酬の面でも得るものが大きい。

 南アフリカDFIRLABSの主席フォレンジックサイエンティスト、Jason Jordaan氏は、デジタルフォレンジックを次のように定義する。「デジタル証拠の識別、保全、調査、分析を、科学的に承認および立証されたプロセスを用いて行うこと。さらに、最終的にその証拠を裁判所で提示し、何らかの法的問題に答えを出すこと」

 実によい定義だが、現実には、たとえ法執行機関や裁判が関係していなくても、サイバー攻撃に対するあらゆる調査がデジタルフォレンジックという言葉で表されることもあるので注意が必要だ。デジタルフォレンジックの専門家は、公共部門と民間部門のどちらにもいる。デジタルフォレンジックのコースがある米シャンプレーン大学のサイトでは、デジタルフォレンジックとサイバーセキュリティの違いに関する解説の中で、次のように説明している。「デジタルフォレンジックの専門家は、侵害が発生した後で活動を始め、ハッキングの識別、出所の理解、データの復元に取り組む」

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