TOPマネジメント > CPO(最高プロダクト責任者)へのキャリアパス(中)

マネジメント

CPO(最高プロダクト責任者)へのキャリアパス(中)

2017/02/15

Sharon Florentine CIO

 かつて「Pontiac Aztek」という車があった。米General Motors(GM)が2001年に発売した車だ。SUV、ワゴン、ハッチバック、セダンをかけ合わせたような、珍妙なデザインでパワー不足の中型車である。奮闘を続けていたGMにとって、新たな路線だと称賛された。なるほど、よく言えば「ユニーク」な外観の車であることは間違いない。だが、近年の記憶にある中では、構想のまずさと受けの悪さという点で、ワーストの製品の1つでもある。革新的な新生GMの第一歩になるはずだったこの車は、現代にも相通ずる教訓を残して消えていった。

前回から続く)

 「プロダクトと一口に言っても、その中では、デザインの担当者、アナリティクスとデータの担当者、エンジニアリングの担当者が関与する。それぞれ守備範囲や役割が大きく異なるものの、全員が一致団結する必要がある。したがって、文化や世界が異なる3分野をマネジメントできるCPOが必要だ。優秀なCPOとは、要するに、ちょっとしたCEOである」

 プロダクトのデザイン、開発、エンジニアリングの道に進むことを考えている学生にとっては、プロジェクト管理、プランニング、ビジネス、マネジメント、デザイン理論とデザイン思考、マーケティング、広告、セールスなどの講座はいずれも重要だが、ソフトスキルやマネジメントのスキルも必要不可欠だとAgarwal氏は言う。

↑ページ先頭へ