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サーバーレスはクラウドコンピューティングの未来か(後)

2018/01/25

Clint Boulton CIO

 AWSが同社初の商用サーバーレスプラットフォームとして「AWS Lambda」をリリースしたのは2014年だった。その後、MicrosoftとGoogleも同様のサービスを始めた。これによって競争が後押しされ、利用者の選択肢が増える。Rockwell氏は現在、New York Timesのクロスワードパズルなどのアプリケーションを、GCPのGoogle App Engineの中でサーバーレスで稼働している。今後、サーバーレスで稼働するアプリケーションを徐々に増やす計画だ。

 Rockwell氏は、特定のサーバーレスプラットフォームのみに肩入れしているわけではないが、今のところは、Googleのエンジニアリングの実力と、コンテナ管理機能やPaaSのプロダクトとの組み合わせに好感を抱いている。

 クラウドプラットフォームの多くは、ソフトウエアを特定の流儀に縛るものではない。設計や問題解決を適切に行う方法について、開発者自身が決断を下すことができる。一方、Googleのアプローチは、流儀を縛るやり方だ。例えばプログラミング言語など、アーキテクチャ設計に関する選択は、Googleの決定に実質的に従うことになる。加えて、Googleは、特定の流儀のプロダクトが互いに連携するエコシステムの構築を目指しているとRockwell氏は言う。一般論としては、選択肢が多い方が開発者にとっては好ましいが、実際には、選択肢が少ない方が、アーキテクチャの計画、設計、構築をゼロから行うのにかかるコストは抑えられる。

 「現時点では、サーバーレスに関してはGoogleの筋書きがベストだ。我々は、Googleを利用して、それなりに最先端を進んできたが、これまでのところはうまくいっている」とRockwell氏は述べている。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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