TOPマネジメント > 社員の退職防止につながる4種類の支援制度(上)

マネジメント

社員の退職防止につながる4種類の支援制度(上)

2016/12/05

Sarah K. White CIO

 社員向けにさまざまな福利厚生や支援制度を用意している企業は多い。だが、その存在が社員に知られていないとしたらどうだろうか。「社員食堂のランチが無料」「休憩室のお菓子が食べ放題」といったように、目に留まりやすく恩恵を受けやすい福利厚生や特典ならともかく、社員の手引書で片隅に書いてある支援制度が見過ごされているケースはたくさんある。

 米Xeroxの人事コンサルティング部門Xerox HR Servicesでグローバルリーダーを務めるDean Aloise氏によると、企業各社は、人材を引き寄せるきらびやかな福利厚生という域を越えて、福利厚生や支援制度が持つ「価値」を高めることを模索している。だが、社員が何に価値を感じるかは、年齢などの区分や個人的見解などの要因によって変わる。社員の多くが望む福利厚生や支援制度を理解するには、本人たちに尋ねるしか方法はなく、そのうえで、職場で支援制度について定期的に周知するしかないとAloise氏は話す。

 社員が関心を寄せる福利厚生や支援制度は、きらびやかなものとは限らないし、企業文化の大幅な変化を伴わないものもある。実のところ、昔ながらの福利厚生が意外と関心を集める場合もある。さらに言えば、社員が望むような福利厚生や支援制度を会社側が既に用意しているケースも少なくない。その場合、その制度の存在や利用方法を社員にきちんと知らせることが重要なポイントとなる。

↑ページ先頭へ