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ビッグデータ時代のマーケターに必要な要素は(後)

2016/11/17

Sarah K. White CIO

 企業には、ブランドや製品があり、自社の中核にある使命への包括的な意識がある。こうしたものを生かすのがマーケターの仕事だ。その役割を果たすうえで、現在のマーケターにとっては、データ分析がますます重要な意味を持つようになっている。データを分析すれば、トレンドや、進行中のキャンペーン、うまくいかなかった施策について、リアルタイムで洞察を得ることができる。

前回から続く)

インタラクションを選別

 現在では、マーケターの役割が進化し、顧客の真のニーズや経験を理解するためにデータを利用するという面も含まれるようになったとAberant氏は言う。これはマーケティング部門にとって大きな変化だと同氏は認める。こうした役割を遂行するうえでは、アナリティクスに関連する戦略的な思考を深めることが肝心だ。

 マーケティングキャンペーンに対する反応が多かったとしても、プラスの反応とは限らない。最新のツイートが悪い意味で拡散した結果、サイトへのトラフィックが増えたり、インターネット上で自社製品が否定的な意味で話題に上ったりしている可能性もある。マーケターは、インタラクションの種類を選別し、自社が受けているエンゲージメントがどのような性格のものなのかを理解できなくてはならない。

 「自明ではないデータの問題を問うことで、真の洞察が得られる。我々が大規模なデータセットにデータサイエンスを適用する時の目標は、意外なトレンドを見つけ出すことだ」と、米BitlyのCTO(最高技術責任者)、Rob Platzer氏は言う。

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