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ITの道に進む女性を増やすには(上)

2016/11/14

Sharon Florentine CIO

 適切なスキルを持つIT人材が足りないという話題や、女性やマイノリティーの参入を促す必要があるという話題が、さまざまな注目を集めている。だが、現在のIT業界が、状況を改善するための先進的な解決策や制度、プロセスの導入に動いているかというと、必ずしもそうではない。

 米テキサス州ヒューストンで2016年10月18~21日に開催されたカンファレンス「Grace Hopper Celebration of Women in Computing」の中で、米Accentureと米非営利団体Girls Who Codeが発表した調査結果がある。IT分野に進む女性が少ないという問題への認識は高まっているものの、何らかの処置や戦略的計画、方策を講じなかった場合、米国のコンピューティング分野の働き手で女性が占める割合は、現在の24%から、2025年には22%に下がるというものだ。

 だが希望の光もある。若年層の女性がコンピューター科学の道へと進むように促進策を講じれば、コンピューティング分野で働く女性の数は3倍に増え、2025年の時点で39%(390万人)まで伸びるうえ、女性の累計所得が2990億ドル増えるという。

 今回の調査結果「Cracking the Gender Code」によると、女性がコンピューター科学の道に進むうえで影響を及ぼす要素は、教育の各段階に応じて変わる。調査結果では、中学校から高校、大学まで、それぞれの段階に応じた調整を適切に加えながら、継続的な策を講じるよう提言している。

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