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セキュリティ

「メールは永久に残る」は真実か否か(中)

2016/10/19

Taylor Armerding CSO

 電子メールの存命期間が非常に長いことについて、不吉な出来事を予感させる警句はよくある。「軽率に扱うな。メールは永久に残る」といった話だ。

前回から続く)

 米Gigamonでセキュリティソリューション担当のトップを務めるJustin Harvey氏は、「この世には確かなことなど何もない。メールが本当に削除されているのかどうかというのも、その一例だ」と言う。

 英Sophosの主席リサーチサイエンティスト、Chester Wisniewski氏は、「世のほとんどのことと同じで、明白な答えや満足のいく答えはない」と話し、別の質問をしてみる方が賢明かもしれないと言う。「削除したはずのメールに誰がアクセスすることが心配なのか」という質問だ。

 各氏の話を聞いていくと、メールは紙の文書と多少似ているように感じられる。メールがデジタルの世界に存在しているのは間違いないが、保管や抹消がどの程度簡単かというのは、コピーがどこにいくつあって、誰が持っているかによって変わる。

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