TOPマネジメント > グローバルに展開する社員をマネジメントするための6つのヒント...

マネジメント

グローバルに展開する社員をマネジメントするための6つのヒント(後)

2016/10/14

Sarah K. White CIO

 テクノロジーは企業の世界に数多くのプラス面をもたらした。しかしその一方で、マネージャーの仕事はテクノロジーによって難しさを増した。全国各地、あるいは世界各地に社員が分散している場合に、チームメンバーのエンゲージメントや仕事ぶりを効果的に評価するには、どうすればよいだろうか。

前回から続く)

4:イノベーションに焦点を当てる

 イノベーションは、ビジネスの中心的存在という位置を急速に獲得しつつある。イノベーションを進めていない企業は、沈みつつあるのと同じだ。Shawe氏の言葉を借りると、「変化こそが、ビジネスで唯一変わらない部分」である。したがって、社員のイノベーションと順応性を育むことは、将来の問題を回避するうえで決定的に重要だ。各地のオフィスすべてで、イノベーションを重点の1つに据えるとよい。そして、会社に対する発言権があるという感覚と、自分の考えに耳を傾けて評価してもらえるという感覚を、すべての場所のすべての社員が持てるようにすることだ。

 さらに、そのイノベーションの適用範囲を、チームのコミュニケーションの技法にまで広げるとよいかもしれない。その面のイノベーションを、社員も交えてオープンに進め、職場でのコミュニケーションを維持する最適な方法について、社員から意見を募るという方法がある。何としても避けたいのは、社員が使いたがらないようなツールを山のように導入し、各自のコミュニケーションの方法を本人に見つけさせるというやり方だ。

 Harris氏の場合は、リモートワーカーに対して、ごく普通の電話で会議に参加したり、テキストベースのチャット・プラットフォームを使ったりするのではなく、ビデオチャットを使うよう依頼している。同氏の認識では、ビデオチャットツールを導入して以来、社員たちは、他の社員たちとの結び付きや、自らの役割全般に対する意識が強まったという感覚を抱いているとのことだ。

↑ページ先頭へ