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誠実で信頼できるリーダーとなるためには(中)

2016/09/14

Sarah K. White CIO

 企業を成功へと導くためには、誠実で信頼できるリーダーシップが欠かせない。だが、誠実で信頼できるリーダーとそうでないリーダーは、何がどう違うのだろうか。この記事では、企業で重要な立場にある諸氏に話を聞き、誠実で信頼できるリーダーに見られる特性を4つにまとめた。

前回から続く)

率直さ

 誠実で信頼できるリーダーであるためには、率直さが欠かせないと、米FedExのITプロジェクトマネージャー、Leigh Espy氏は言う。幹部職ではない立場で、注目度が高いITプロジェクトのリーダーを務めてきた同氏の経験からすると、ITプロジェクトを成功へと導くうえで、誠実で信頼できるリーダーは、かなめとなる存在だ。

 Espy氏が、自らのリーダーシップ戦術の素晴らしい手本として名を挙げるリーダーの1人が、UnileverのCEO、Paul Polman氏だ。Polman氏は、Unileverの環境フットプリントを抑えつつ、同社の社会的影響力を高めたとEspy氏は言う。

 「Polman氏がリーダーシップについて考えを語る時に強調するのは、謙虚さ、率直さ、多様性、そして高邁な社会的目的を果たすことだ。同氏自身、自らの行動でこうした特性を体現することによって、信頼感と誠実さを示している」

 恐怖心を基盤とするマネジメント手法を取り入れたリーダーや、部下の仕事を自分の手柄にしたリーダーが尊敬を失う事例を、Espy氏はこれまで目にしてきた。そうした状況では、社員からの信頼は損なわれていき、やる気をなくした社員たちが、会社への不満を募らせていく。

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