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大手金融機関とスタートアップがFinTechで激突、アプリやサービスで勝負(下)

2016/01/22

Jacqueline Emigh CIO

 FinTechの最前線で激しいバトルが勃発している。消費者と企業の双方から、融資の迅速化、投資収益の拡大、顧客体験の向上を求める声が沸き起こる中、小回りのきくスタートアップが、旧来の大手金融機関に戦いを挑み、攻勢を強めているのだ。だが、大手金融機関も反撃を始めており、ビッグデータ分析、モバイルアプリ、クラウド対応のCRM(顧客関係管理)など、顧客のニーズに沿ったサービスを打ち出しつつある。

前回から続く)

 Barclaysの住宅ローン事業担当CEO、Steve Weston氏がDreamforceのカンファレンスで話したところによると、同行は、データ分析と意思決定の独自エンジンを自前のデータセンターで稼働し、上位の階層でSalesforce.comのクラウドプラットフォームを利用しているという。Barclaysは米国ではリテールバンキング事業を展開していない。

 TD AmeriTrade:オンライン証券会社TD Ameritradeの歴史は、BarclaysはおろかCBW Bankにも及ばないものの、そのルーツは40年前までさかのぼる。「TD AmeriTradeをはじめとする先進の企業は、Webページとモバイルアプリを継続的に分析し、トラフィックと行動に基づいて常に改良を加えている」とEnsor氏は言う。

 同社は、RIA(登録投資顧問業者)を通じた投資助言サービスも提供している。一方、TD AmeriTrade InstitutionalのTom Nally社長によると、ロボアドバイザーに関しては、現在はオープンアーキテクチャの方針をとっている。ファイナンシャルアドバイザーは、デジタルによる顧客向けの資産管理支援の際に、TD AmeriTradeの「iRebal」以外のプラットフォームも利用できる。

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