TOPコンシューマIT > 危険な自撮りで死亡が多発、事故防止用アプリを研究者が考案中

コンシューマIT

危険な自撮りで死亡が多発、事故防止用アプリを研究者が考案中

2016/11/29

Sharon Gaudin Computerworld

 危険な自撮りで命を落とす死亡事故に関して、米カーネギーメロン大学と、インドのデリーにあるインドラプラスタ情報技術大学の研究者らが、事故を減らすためのアプリの研究開発に取り組んでいる。

Credit: Buzz Aldrin

 線路の上や崖のふちなど、無謀な状況でインパクトのある自撮りに挑む人は世界中にいる。研究チームによると、自撮りでの事故死の原因としては、高い場所からの落下が多い。また、複数の死者が出たケースでは、船の転覆など、水に関係した事故が多かった。

 カーネギーメロン大学の記事には、次のように説明がある。「インドでは、友人や恋人同士が線路の上でポーズをとっている時に死亡した事故が何件かある。当地の文化では、こうした写真は長期的な結び付きの象徴として広く認識されている。また、米国とロシアに限っては、銃が関係した自撮りでの死亡事故も起きている。このほか、道路や乗り物、動物に関係する自撮りでも死亡事故がある」

 同記事によると、自撮りの際に事故死した人の4分の3は男性だった。

 危険な自撮りの人気が高まり、「#dangerousselfie」「#extremeselfie」といったハッシュタグも使われる中、今後も死亡事故が増え続けるのではないかという懸念がある。

 研究チームは、2014年3月~2016年9月に世界中で発生した自撮り関連の死亡事故の公的な記録を洗い出し、127件の死亡例をまとめた。さらに、それらの情報と、自撮りの死亡事故に関する報道を踏まえて、写真の撮影場所、画像、テキストから、危険な状況で撮影された自撮りかどうかを判別するシステムを設計した。

↑ページ先頭へ