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iPhoneの背面カメラ、ARを強化する3Dセンサーを2019年に搭載か

2017/11/16

Michael Simon Macworld

 レーザーを使った背面カメラのうわさが出たのは今回が初めてではない。iPhone X発表前の2017年7月、米Fast Companyは、AppleがiPhoneの背面カメラに搭載する3Dレーザーシステムの開発を進めていると報じ、深度検出とオートフォーカスの向上を狙いとしたVCSEL(垂直共振器型面発光レーザー)システムだとしていた。

 「iOS 11」は優れたAR機能をすでに搭載しており、部屋に仮想の家具を置いたり、机の上に仮想のドミノを置いたりといったことは、現在のiPhoneでもできる。だが、ToFカメラが搭載されれば、AR機能が新たな水準に到達し、仮想の物体が周囲の現実を認識して適切に反応できるようになる。

 Bloombergの記事によると、今回報じたセンサーはまだ開発の初期段階で、最終的に製品に搭載されない可能性もある。

 OLED(有機EL)ディスプレイを搭載してホームボタンを排除したiPhoneが登場するといううわさは、何年も前からあった。Appleがそれをついに発売したことで、今後はその中身に話の焦点を移すことができる。iPhone Xにはさまざまな技術が詰まっているが、背面カメラは本質的には「iPhone 8 Plus」のものと同じだ。確かに何も問題はないのだが、Appleは今後のモデルの背面カメラで、写真撮影機能とAR機能の両方を強化することに膨大なエネルギーを投じると、筆者は予想する。背面カメラに3Dセンサーが搭載されれば、iPhone XはARの新たな世界に進むことができる。そこにAI(人工知能)や機械学習が組み合わさることで、米Googleが「Google Lens」で取り組んでいる現実世界の識別に対抗できることも考えられる。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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