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Intelの新プロセッサ「Atom E3900」、性能を強化し画像処理を向上

2016/10/27

Stephen Lawson IDG News Service

 IoT(モノのインターネット)では、IoTデバイスを人間の目や耳の代わりに使い、意思決定をも委ねることになる。その心臓部にあたるプロセッサが果たす役割は大きい。そうした中、米Intelは現地時間2016年10月25日、IoT向けの機能を強化した新型プロセッサを発表した。

Credit: Stephen Lawson
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 Intelがこの日発表した「Atom E3900」は、コンピュータービジョンに関連する性能を強化したほか、産業用システムのタイミング制御につながる機能を搭載した。製造や監視をはじめ、多彩な用途に対応できる設計のプロセッサだ。また同社は、自動車専用バージョンのプロセッサ「A3900」も投入する。

 Intelが進めている動きは、デバイスの進化を支えるものとなる。デバイスの周囲で起きていることを正確に認識するという段階から、その認識に基づいてアクションを起こすという段階への進化である。例えば、工場の製造ラインであれば、ラインを流れる不良部品をデバイスで検知して、人間に通知したり、自動でラインを止めたりすることが該当する。あるいは自動車であれば、ドライバーの居眠りを車内カメラで検知して警告音を鳴らすことや、死角から出てくる歩行者を前方のカメラで検知して自動ブレーキをかけることが該当する。だが、その実現のためには、視覚処理が正確でなくてはならない。

 Intelの発表によると、今回のE3900は、前世代のE3800と比べて、演算処理能力が1.7倍になったほか、メモリーの速度と帯域幅も向上した。さらに、グラフィックスや映像に関する性能も強化。3Dグラフィックスのパフォーマンスは前世代の2.9倍で、4K Ultra HDの映像を最大3台のディスプレイに表示できる。

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