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米Yahoo!の全メール監視、テロ集団のメールを検出しFBIに開示か

2016/10/11

Michael Kan IDG News Service

 米Yahoo!がすべての受信メールをスキャンプログラムで監視していたとされる件で、同社が捜索していた対象は、海外のテロリスト集団が使用する署名や符号の類だった可能性がある。

Credit: Yahoo

 米New York Timesは、現地時間2016年10月5日の記事で、Yahoo!が行っていたメール監視行為について、それまでの報道よりも詳細に報じた。それによると、Yahoo!がメールで探していた対象は、国家主導のテロ集団が使用する通信手段であることを示すデジタルな「シグネチャー(署名・特徴)」だった。

 この記事は、シグネチャーとは具体的にどのようなものであるかや、暗号化が関係しているのかどうかについて触れていないが、Yahoo!に対する裁判所命令を取得したのが米国家安全保障局(NSA)ではなく米司法省だったことを明らかにしている。Yahoo!のメール監視について最初に報じたReutersの2016年10月4日の記事では、どの機関が関与しているのかを断定していなかった。

 New York Timesの記事が匿名の政府関係筋の話として報じたところによると、このプロジェクトでは、対象のシグネチャーを含むメールのコピーをYahoo!が作成し、米連邦捜査局(FBI)に開示していた。この監視は現在は行われていないという。

 同記事によると、Yahoo!は、この捜索を実施するために、スパムやマルウエア、児童ポルノに関連する受信メールをスキャンするための既存のシステムを改変して使用した。

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