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Snowden氏がオープンソースを愛する理由

2017/05/11

Brandon Butler Network World

 米政府の機密情報を暴露したことで名をはせたEdward Snowden氏は、プロプライエタリなテクノロジーはユーザーを無力にしていると考えており、テクノロジーの利用方法としてオープンソースの方が根本的に優れていると思っている。

Credit: Network World

 Snowden氏は、オープンソースのクラウド構築基盤「OpenStack」のカンファレンス「OpenStack Summit」に、ビデオインタビューという形で登場した。米ボストンで開催中のカンファレンスに、何の変哲もない背景の場所からビデオ出演した同氏は、自らのオープンソース技術の利用について語った。米国家安全保障局(NSA)の契約職員だったSnowden氏は、NSAが実施していた米政府の監視プログラムについての機密情報を2013年に暴露し、世界中で一躍有名になった。

 今回のインタビューでクラウドコンピューティング技術について語ったSnowden氏は、AmazonやGoogleのクラウドは結構なものだとしながらも、こうしたプロダクトの利用客は「自分のものではないインフラにコストを投じている」と指摘。「自分で管理や形成をしていないものに投資していることになる」とした。またSnowden氏は、「GoogleのクラウドやAmazonのクラウドで何かを稼働している場合に、自分がスパイされていることをどうやって把握できるのか」という問題を提起した。合法的にせよ非合法的にせよ、こうしたベンダーが利用客から見えない層で利用客の情報を使用することは可能だとSnowden氏は主張する。これまでのところ、クラウドベンダーが利用客に対してスパイ行為をしていることを示す確たる報告はない。

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