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セキュリティ

中古HDDの4割はデータ消去が不十分、完全に消すには「上書き」を

2019/05/07

Mark Hachman PCWorld

 英Blancco Technology Groupの最近の調査によると、eBayで入手した中古のハードディスクやSSDの中には、データを消去済みとの説明にもかかわらず、重要なデータが残っていたものが42%あった。古いパソコンやディスクの転売や譲渡、廃棄を行う際には、単純な再フォーマットでは不十分だということを再確認しておきたい。

Credit: geralt

 今回の調査を実施したBlanccoは、データ消去のツールやソリューションを手がけている。つまりこの調査は、同社の製品やサービスの利用を促すための企画であることは明らかだ。だが、ドライブの中身を単に「消去」するだけでは、データは完全には消えないという点にあらためて注意を促すうえでは有益な調査だ。

 この調査でBlanccoは、米国、英国、ドイツ、フィンランドで2018年9~10月にeBayから購入した159台のハードディスクとSSDを調べた。いずれのドライブも、再フォーマットとデータ消去が済んでいると売り手側は説明していた。しかし、Blanccoのパートナー企業でデータ復旧を手がける米OnTrackが調べたところ、このうち66台には、機密性の高いデータが残っており、個人を特定可能なデータが残っていたドライブも25台あった。例えば、パスポートのスキャン画像、5Gバイト分の社内メール、家族写真や個人文書などが見つかった。

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