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AppleとQualcommが突然の和解、勝者は明白

2019/04/18

Michael Simon Macworld

 米Appleと米Qualcommが繰り広げていた訴訟合戦は、連邦地裁での審理がまさに始まったばかりの段階で和解するという驚きの展開となった。両社はすべての訴訟を取り下げ、基本的には対立が始まる前の関係に戻る。Appleの製造委託先との間の係争も同様に取り下げる。

Credit: Apple

 特に目を引くのは、AppleがQualcommに対して一時金(額は非公表)を支払い、今後の特許使用料も支払うとの内容だ。両社とも、合意について発表する短いプレスリリースを出したが、今回の合意の中に、Appleにとって良い話は見当たらない。一方Qualcommは、支払いを受けつつ、Appleを顧客として維持できる。両社の商慣行が変わることを示唆するものはない。

 両社の対立は、これまでのところiPhoneの売り上げやユーザーに重大な影響を及ぼしてはいなかったものの、Appleの最大の人気商品に垂れ込めた暗雲であることは間違いなかった。結局のところ、AppleにはQualcommが必要だ。米Intelが5Gへの明確なロードマップを示せなかっただけになおさらである。今回の和解によって、Appleが今後あらためてQualcommのチップを採用する態勢が整い、5Gへスピーディーに到達できそうな道が開けた。

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