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Cisco、アーリーステージ向けベンチャーキャピタルを設立

2019/03/29

Michael Cooney Network World

 米Cisco Systemsは2019年3月26日、アーリーステージのベンチャー企業に投資を行うベンチャーキャピタル「Decibel」の設立を発表した。エンタープライズ分野のイノベーションに取り組んでいるベンチャー企業に投資する。

Credit: BrianaJackson / Getty

 Decibelを率いるのは、米New Enterprise Associates(NEA)の元ゼネラルパートナーであるJon Sakoda氏だ。2006年にNEAに加わった同氏は、ソフトウエアやインターネット分野のスタートアップ向け投資に長年携わってきた。

 Decibelの投資対象についてSakoda氏は、「企業各社がイノベーションを武器としてそれぞれの業界を変革する勝負に挑む中、そうした各社を支える企業に投資したい」と話している。

 また、Decibelのサイトに掲載した文章の中で、Sakoda氏は次のように述べている。「Decibelは、優れたベンチャーキャピタルが以前から備えていた特徴と、最大級のテクノロジー企業に由来する特徴とを兼ね備えている。すなわち、ベンチャーキャピタルとしてのスピード、機動力、独立したリスクテイクに加え、巨大テクノロジー企業の規模、起業家精神のある人材、顧客との密接な関係を、ほかにはない形で利用できる。これは業界初の方向性だ。起業家にとっては、最も必要とするタイミングと段階で、比類なきリソースをユニークに活用できる」

 CiscoでCorporate DevelopmentとCisco Investmentsを担当するバイスプレジデントのRob Salvagno氏は、Decibel設立を発表するブログ記事で次のように述べている。「Ciscoは、戦略的なベンチャー投資で世界屈指の成果を残してきた。これまでに投資した多彩な企業のポートフォリオを通じて、我々の市場を形成する未来のテクノロジーを捉えている。だが、スタートアップのコミュニティにライフサイクルのもっと早い段階で関与することで、さらなる成果を実現できるのではないかと考えた」

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