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IBMの「Watson」、IBM以外のクラウドでも利用可能に

2019/02/14

Serdar Yegulalp InfoWorld

 米IBMは2019年2月12日、「Watson」の各種AIサービスをIBM以外のパブリッククラウドやプライベートクラウドでも動かせるようにした製品を提供することを発表した。Kubernetesベースの統合データプラットフォーム「IBM Cloud Private for Data」を基盤として動作する。

Credit: AvigatorPhotographer / Getty

 IBM Watsonの最高技術責任者(CTO)兼チーフアーキテクトのRuchir Puri氏は、今回発表した製品について、現在データを置いている場所でローカルに動かせる機械学習ソリューションが欲しいという顧客企業のニーズに応えたものだと話す。一般にはマルチクラウド環境やハイブリッドクラウド環境を利用している企業が多い。

 「単一のクラウドにデータを移して、オープンコンピュート環境が全盛の世界にロックインを生み出そうとするのではなく、データがある場所でAIを使えるようにする」とPuri氏は説明する。データを移さずその場で処理するという点で、Hadoopなどの大規模データ処理システムにならった発想である。

 今回IBMがローカル版として提供することを発表した製品は、Puri氏が「フラッグシッププロダクト」と表現する「Watson Assistant」「Watson OpenScale」の2つだ。Watson Assistantは、チャットボットなどの会話インタフェースを構築するための製品。Watson OpenScaleは、機械学習モデルやニューラルネットワークのトレーニングとデプロイに関して、企業の管理統制を支えるための製品だ。

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