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セキュリティ

Apple、Safariから「Do Not Track」機能を削除へ

2019/02/12

Michael Simon Macworld

 米AppleのWebブラウザー「Safari」のプライバシー設定には、「Webサイトにトラッキングの停止を求める」という項目がある。「Do Not Track(トラッキング拒否)」の要求を送るかどうかを設定する項目だ。Safariは、Do Not Trackへの対応で先陣を切ったブラウザーの1つだったが、この機能に見切りをつける面でも先陣を切ることになりそうだ。

Credit: Michael Simon/IDG

 間もなく登場する「iOS 12.2」「macOS 10.14.4」が搭載する「Safari 12.1」のリリースノートによると、AppleはSafariからDo Not Trackの設定項目をなくすという。だがこれは、閲覧データの防御を強化する取り組みの一環だ。

 各社の主要ブラウザーはいずれもDo Not Trackの機能に対応している。しかし、プライバシー保護を重視する「DuckDuckGo」のブログ記事に解説があるとおり、実はブラウザーのDo Not Track機能は何の役割も果たしていない。Safariの設定項目の言い回しからも分かるように、トラッキングしないようWebサイト側に「求める」だけの機能だからだ。本当にそのユーザーをトラッキングしないのかどうかは、サイト側の対応に委ねられている。そして、大半のサイトはこの要求を無視している。つまり、この機能は実質的に骨抜きだ。そこで、ユーザーの特定や追跡のための要素として逆に利用されることがないよう、SafariでDo Not Trackへの対応を取りやめるとAppleは説明している。

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