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Crayの新型スパコン、演算性能は最大500ペタフロップス

2016/11/16

Agam Shah IDG News Service

 スーパーコンピューター(スパコン)の最新ランキングで第1位のマシンは、演算性能が約125ペタフロップスだ。しかし、スパコンの性能は、今後数年でその4倍に向上する可能性がある。

Credit: Swiss National Supercomputing Center

 米Crayが現地時間2016年11月14日に発表したスパコン「XC50」は、キャビネット1台当たり1ペタフロップスの演算性能を持ち、1基のスパコンで最大500ペタフロップスという性能を実現できる。通常スパコンは、ノードと呼ばれる複数のサーバーを接続して1基のスパコンとして構成することで、ペタフロップス級の演算性能を発揮する。XC50から500ペタフロップスの性能を引き出すには、特別な構成が必要で、実現には数年かかる可能性もある。

 XC50は、処理速度を高めるためのさまざまな技術を取り入れている。米NVIDIAのGPU「Tesla P100」と、米Intelのプロセッサ「Xeon」「Xeon Phi」をサポートしており、いずれも科学技術計算の高速化につながる。

 スイス国立スーパーコンピューティングセンターにあるスパコン「Piz Daint」は、Crayの従来型のスパコン「XC30」からXC50への刷新を進めている。14日に発表されたスパコン性能ランキング「TOP500」で、Piz Daintは第8位に入った。

 Piz Daintは、XC50への刷新に加えて、同センターの別のスパコン「Piz Dora」との統合を予定している。こうして出来上がる新生Piz Daintは、世界最速レベルのスパコンになるとCrayは説明している。ただし同社は、性能の具体的な数字は示していない。

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