TOPSoftware > 新プロジェクト「Apache Spot」が誕生、ビッグデータ...

Software

新プロジェクト「Apache Spot」が誕生、ビッグデータと機械学習をサイバーセキュリティに活用

2016/09/30

Katherine Noyes IDG News Service

 史上最大規模の情報流出として先日明るみに出た米Yahoo!の事件をはじめ、サイバー攻撃の事例は後を絶たない。こうした中、米Clouderaと米Intelは現地時間2016年9月28日、新しいオープンソース・プロジェクト「Apache Spot」を米Apache Software Foundation(ASF)に寄付したことを発表した。ビッグデータ分析と機械学習をサイバーセキュリティに活用することに焦点を当てたプロジェクトだ。

Credit: Katherine Noyes

 もともとこのプロジェクトは、Intelが「Open Network Insight(ONI)」という名前で2016年2月に立ち上げたもの。今回、Apache Spotと名前を変えて、ASFのインキュベーター・プロジェクトとして採用されることが決まった。

 Clouderaの共同創業者で最高戦略責任者のMike Olson氏は、ニューヨークで開催されたカンファレンス「Strata + Hadoop World」の講演の中で、「発想としては、サイバーセキュリティの問題に対処する新たな分析機能を実現するために、あらゆるアプリケーション開発者が活用できる共通のデータモデルを作ろうというものだ」と説明。「これは大きな動きだ。世界中に多大な影響をもたらす可能性がある」とした。

 Apache Spotは、Clouderaのビッグデータプラットフォームを基盤とし、巨大なログの管理やデータストレージのスケーリングには「Apache Hadoop」を、機械学習や準リアルタイムでの異常検知には「Apache Spark」を、それぞれ活用する。未知の脅威と内部脅威の検出や、これまでになかったネットワーク可視化の実現に向けて、莫大な件数のイベントを分析することが可能だ。

↑ページ先頭へ