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Broadcom、IoTのセンサー製品開発キットを19.99ドルで発売

2014/08/29

Stephen Lawson IDG News Service

 この開発キットのセンサータグは、大きめのキーホルダーほどのサイズで、ジャイロスコープ、加速度センサー、コンパス、気圧センサー、温度/湿度センサーを搭載している。iBeaconやワイヤレス充電に対応し、セキュリティ保護されたワイヤレス・ダウンロードでファームウエアを更新することも可能だ。Bluetooth Smartの通信でiPhoneとセンサータグをペアリングする設定も、数回のタップ操作のみで完了し、センサーを早速読み取ることができる。

 立ち上げたセンサータグからの電波の範囲やスループットを把握することで、短距離無線通信技術Bluetoothの低電力版であるBluetooth Smartが目的の用途に合っているかどうかを判断できると、同社でBluetooth関連のシニア・プロダクト・ライン・マネージャーを務めるSid Shaw氏は言う。

 同社としては、フィットネス、ホーム/ビルディング・オートメーション、ヘルスケアなど、多彩な分野のプロトタイプや製品でこのキットが基盤として利用されることを期待し、製品開発の迅速化に貢献したいと考えている。IoTの開発は、最初のプロトタイプ作成の段階で停滞することが特に多く、1~2カ月を要することも少なくないとShaw氏は言う。

 発売前の段階で同社がこの開発キットを学生たちに支給したところ、わずか2日足らずのうちに、ベビーベッド用の温度/湿度モニターの初期プロトタイプを開発した学生グループがあったという。このように状況が一変することこそ、同社の期待するものだとShah氏は話す。数多くのIoTデバイスが短時間で市場に投入されるようになれば、同社のBluetoothチップの売り上げも伸びることが考えられる。これによって、今回発売した開発キットが、最終的に同社の収益につながる。

 この開発キットのハードウエア設計はオープンソースとなっており、ユーザーはインターネットから仕様をダウンロードして修正を加えることができる。また、米連邦通信委員会(FCC)のほか、欧州と日本の通信認定機関の承認も既に受けているため、開発者の手間も減るはずだと同社は話している。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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