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SAPの「HANA」と「S/4HANA」、混同から普及への道筋

2017/08/01

Scott Carey Computerworld UK

 SAPはこれまで、HANAの何たるかや、大事な企業データをこの新型データベースに移行すべき理由について、ユーザー企業に理解してもらうのに苦労してきた。

 2015年に仏ニースで開催されたSAP Insiderのイベントの際に、SAPのクロスプラットフォーム製品マーケティング担当バイスプレジデントであるMatthias Haendly氏は、Computerworld UKに対し、「HANAに関して混同が見られ、各製品で具体的に何ができるのかをもっと詳しく説明する余地は常にある」と認めていた。

 また、2016年に英国とアイルランドのSAPユーザー会が開催したカンファレンスでは、S/4HANAについて聞いたことがないと回答した会員企業が12%に上ったとの調査結果を、同ユーザー会のPhilip Adams会長(当時)が明らかにし、「私はこの結果に当惑した。きっと、SAPのマーケティングチームも、多少なりとも当惑していると思う」と述べていた。

 そして現在。SAPが先日発表した2017年4~6月期の決算によると、S4/HANAを利用している顧客数は前年同期比で70%増となり、6000社を超えた。その中には、米Googleや英エネルギー大手Centricaなどの大手企業も含まれている。

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