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iPhoneのメッセージアプリが固まる「黒丸」バグ、対処法は

2018/05/11

Jason Cross Macworld

 特殊なUnicode文字列を埋め込んだメッセージを使って主要アプリをフリーズさせる手法がまたも見つかった。今度の餌食は、米Appleの純正アプリ「メッセージ」だ。この不具合は「Black Dot(黒丸)」バグと呼ばれている。

Credit: IDG

 この問題は、iPhoneとiPadのiOS 11.3および11.4 betaで確認されているほか、Apple WatchやApple TVにも影響する可能性が高い。Macのメッセージアプリにも影響するかもしれないが、Macの方がリソースが多いことから、アプリが完全に無反応になる前に、該当するメッセージのスレッドを素早く削除することで対処できる可能性も考えられる。

 この不具合は、見えないUnicode文字が多数埋め込まれたiMessageのメッセージ(SMSのメッセージではない)をiPhoneやiPadのメッセージアプリで表示する時に生じる。すべての文字を処理するために大量のメモリーやCPUサイクルが消費され、アプリが無反応になるというものだ。フリーズしたメッセージアプリを閉じることができたとしても、同じアプリを再び開くと、問題のメッセージの再表示で即座にフリーズ状態に戻ってしまう。

 黒丸バグと呼ばれている理由はこうだ。最近、同じようなUnicode文字列のメッセージを使ったバグが「WhatsApp」のアプリでも見つかり、拡散していた。そちらのメッセージは、「<●>」という記号を指さす絵文字が使われていて、この黒丸をタップしないようにという注意があった。これをタップすると、その部分に隠れているUnicode文字列を展開する処理が始まり、アプリがクラッシュする。今回のiOSのバグは、流れが多少異なるが、メッセージには同じ記号が使われている。どちらの手法も、技術的には黒丸の絵文字自体が悪さをしているわけではないが、この名前で呼ばれるようになった。

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