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iPhoneのロック解除に成功したFBI、地方警察機関への協力を約束

2016/04/06

John Ribeiro IDG News Service

 米連邦捜査局(FBI)は、地方の警察機関に宛てて送った書簡の中で、「iPhone」のロック解除に成功した事案に触れ、デバイスのロック解除を目指す地方警察機関に協力する姿勢を示した。FBIは、米カリフォルニア州サンバーナディーノで起きた銃乱射事件の犯人Syed Rizwan Farook容疑者が使っていたiPhone 5cに関して、iOS 9のロックを解除してデータにアクセスすることに成功していた。

Credit: Martyn Williams

 ただし、この書簡の中でFBIは、今回のロック解除に使用したのと同じ手法を、別のiPhone向けにも使えるようにするとは明言していない。今回の手法は、外部組織が開発したものとされている。

 この事案では、FBIは当初、ロック解除に協力するようAppleに要請し、裁判所命令を求めていた。パスコードの入力を10回間違えた時に発動する可能性がある自動消去機能を無効にして、犯人が使っていたパスコードをブルートフォースで破ることをFBIは目指していた。

 だが、後にFBIは態度を変え、ロック解除に使える可能性があるとして外部組織から示された手法を試していると裁判所に通達。その後、データへのアクセスに成功し、Appleの協力は必要なくなったと裁判所に申し出た。これを受けて、米カリフォルニア州中部の連邦地方裁判所は現地時間2016年3月29日、Appleに出していた協力命令を取り消した。

 FBIは、ロックを解除した具体的な手法や、今回の端末以外のiPhoneでも使える手法かどうかについて、法廷の場で明らかにしなかった。

 FBIが地方の警察機関に送った書簡は、今回のロック解除を受けて寄せられた支援要請に対する返答と見られるが、言質は与えていない。

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