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Raspberry Pi 2に続きQualcommの開発ボードもWindows 10に対応

2015/03/23

Agam Shah IDG News Service

 米Microsoftの次期OS「Windows 10」を使って電子機器を自作したいと思った場合、同OSへの対応が正式に発表されている開発ボードは、これまでは「Raspberry Pi 2」しかなかった。だが、ここへ来て新たな選択肢が加わった。米Qualcommが発表した「DragonBoard 410c」だ。

 DragonBoard 410cは、クレジットカード大の小型PCボードだ。Qualcommが設定した価格は約75ドルで、Raspberry Pi 2の35ドルの倍程度となっている。だが、64ビットのARMプロセッサを搭載し、Wi-Fi、Bluetooth、GPSに対応したDragonBoard 410cは、他のPCボードにはない処理能力、グラフィックス、位置情報機能を兼ね備えている。

 このボードを使えば、リモートで追跡可能なロボット、ドローン、ウエアラブルデバイスの自作にWindows 10を利用できる。また、Linuxもサポートしていることから、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)機器、医療機器、産業用機械、カジノゲーム機の開発にも対応できるとQualcommは説明する。

 Microsoftは、ARMベースの開発ボードの利用者向けに、Windows 10を最適化したバージョン(コード名「Athens」)を2015年後半に無償で提供することを明らかにしている。Qualcommは、現地時間2015年3月18~19日に中国の深センでMicrosoftが開催したカンファレンス「WinHEC」の中で、DragonBoard 410c上で動作するWindows 10を実演した。このボードの発売は今年夏の予定だ。

 Microsoftは、Windows 10を利用可能な機器の幅が広がるよう、自作愛好者や機器開発者に向けたバージョンのWindows 10を打ち出している。こうした人の中には、新しいアイデアやコンセプトの試行錯誤を重ねている人もいる。次なる大ヒット機器でWindows 10が動いていることがMicrosoftの願いだ。

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