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豪労組連合会、ギグエコノミーを統制する組織の必要性を訴え

2018/03/13

Byron Connolly CIO

 オーストラリアで、「ギグエコノミー」を統制する新たな組織が必要だとして、豪ニューサウスウェールズ州の労働組合連合会Unions NSWが全国的な呼びかけを始めた。同国の仕事依頼サイト「Airtasker」で、アスベスト除去が無資格で行われた労務の事例があったことを受けての動きだ。

Credit: Pixabay

 Unions NSWが現地時間2018年3月9日に行った説明によると、Airtaskerに対しては、同サイトを通じて実施される労務の最低賃金を明示させるなど、いくつか規定改善の成果があった。一方で、「安全性と資格に関する深刻な懸念」の証拠も集まっているという。

 これまで、アスベスト成形板の解体と処分の依頼がAirtaskerに掲載されたことがある。Unions NSWによれば、そのうちの1件は、アスベスト成形板5枚の撤去に対して支払われた賃金が50豪ドルで、支給された用具は防護用の安全マスク1つだけだった。

 豪パースで配管工をしているAlec Sharland氏は、必要な資格や安全基準違反について指摘したところ、Airtaskerからサイト利用を禁じられたという。一方、AirtaskerのTim Fung最高経営責任者(CEO)は、現時点でSharland氏は同サイトに参加している状態だと話す。

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