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Microsoftが考えるウエアラブル端末とスマートデバイスの未来(上)

2014/09/22

Mary Branscombe CITEworld

 米MicrosoftのCEO Satya Nadella氏は2014年7月の講演で、インターネット接続機器や2000億個以上のセンサーがもたらす新たな可能性に言及した。しかし、これまでのところ同社の動きは、IoT用の機器を開発するためのハードウエア開発キットの提供程度にとどまる。開発者が何を実現できるかは、依然定かではない。

   米MicrosoftのCEO(最高経営責任者)であるSatya Nadella氏は、2014年7月に同社が開催した「Worldwide Partner Conference(WPC)2014」の講演で、インターネット接続機器や2000億個以上のセンサーが今後もたらす新たな可能性について言及した。しかし、これまでのところ同社の動きは、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)用の機器を開発するためのハードウエア開発キットを提供した程度にとどまっている。現時点での同社の開発キットは、米Intelの開発ボード「Galileo」を基にしたものだ。Galileoは、ビデオ出力がなく、Arduino用のシールド(拡張ボード)を接続できる、いわば簡略版のPCシステムである。

 IoT向けのWindowsで開発者が何を実現できるかは、依然として定かではない。また、IntelがGalileoに搭載したSoC「Quark」のCPUの制約もある。このCPUは、完全版の「.NET」を動かすために必要な命令セットを網羅していない(完全版の.NETは、「Netduino」などのIoT開発ボードがサポートする「.NET Micro Framework」とは異なる)。つまり現時点では、IoTに関しては、C++と限定的な.NETのみに対応した必要最低限の機能のWindowsしか使えないということだ。

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