「日経NETWORK」は2016年12月号で、創刊200号を迎えました。ご愛読いただいている読者の皆さんに、改めて厚く御礼申し上げます。ここでは、本誌が創刊当時から読者の皆さんとともに見てきた、約17年間のネットワーク技術の変化を振り返ってみます。

 日経NETWORKが創刊した2000年は、まさに“ブロードバンド時代”の幕開けという時期。12月にフレッツ・ADSLの本格提供が始まり、翌2001年6月には光回線サービスのBフレッツも始まりました。本誌は2001年7月号で「FTTHってなんだろう?」という特集を組み、その技術を詳しく解説しました。企業内LANではこの頃から、100Mビット/秒イーサネットが普及し始めました。IP-VPNや広域イーサネットといった比較的安価で高速なWANサービスが登場したのもこの頃です。

 ネットワークが高速になり、多くの新しいWebサービスが誕生して“クラウドコンピューティング時代”につながっていきます。2004年7月に提供が始まったSkypeのようなコミュニケーションサービスが注目を集め、「Skype大解剖」といった特集を掲載しました。企業では、テレビ会議や動画配信のニーズも高まりました。

 2007年頃には、現在は標準となったLANへの1Gビット/秒イーサネットの導入が始まりました。さらに2000年代後半から現在にかけては、スマートフォンの普及もあって、モバイルが企業ネットワークの大きなテーマとなっています。スマホの記事や無線LAN構築を取り上げた記事が増えました。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

基礎から最新技術まで

 ネットワークが高速で便利になっていく半面、セキュリティへの脅威は年を追うごとに高まり、ここ数年は特定のターゲットを狙った標的型攻撃が増加の一途です。セキュリティ対策は、引き続き本誌の重点テーマの一つです。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

 200号分の特集タイトルを見ると、その時々の技術の変遷がよくわかります。一方で日経NETWORKでは、定番技術の解説記事もコンテンツの中核です。201号以降も、ネットワーク技術の基礎から最新情報まで、役立つ記事をお届けしていきます。

創刊号~200号の特集1タイトル一覧
[画像のクリックで拡大表示]