パソコンやスマートフォン(スマホ)を使っていて、イラッとすることはないだろうか。きっと思い当たることがあるはずだ。

 この特集では、ユーザー視点からのパソコンやスマホに感じるイライラやその解消方法を紹介していく。まずはWindowsパソコンだ。

なぜスリープがちゃんと機能しないのか

 iPhoneやiPad、Androidスマホは、使っていないときにスリープ状態になるのが基本的な動作だ。再起動をするのは、不調を感じたときやOSを更新するときくらいだろう。

 僕はiPadを毎日数時間使っているが、もう1カ月ほど再起動さえしていない。それでも、特に問題なく使えている。この間にアプリは何十個と起動しているが、動作が遅くなることさえほとんどない。

 ところがパソコンはそうはいかない。ずっとスリープさせるだけで使い続けていると、徐々に動作が重くなっていく。ヘビーに使っているユーザーなら、毎日もしくは数日に1度は再起動するクセがついているのではないだろうか。その方が安心だし快適に使える。

 また、スリープしたためにアプリがハングアップすると最悪で、作業中のファイルが失われることもある。重要な作業中にこんなことになったら、ちょっと恐ろしい。

 そう考えると、iOSやAndroidはほとんどファイルの保存すら意識しないで使えているのだから進んでる。アプリの起動時間も短く、特別なゲーム以外はほとんど待たされることがない。パソコンより性能は劣るのにレスポンスがいいのだから、ちょっと悔しい。

 ただ、Windowsの環境も進化している。最近はExcelやWordで作ったファイルが、OneDriveに自動保存されるようになった。これならスリープしても安心と思いきや、これはいただけない。ファイルを再利用したい場合でも、編集すると即座に上書きされてしまい、不便なことこの上ない。ありがた迷惑でイライラしてしまう。

 もうそろそろWindowsも設計を見直して、スマホOSに近づいてほしいと思う。当面は、毎日シャットダウンと起動を繰り返す、ファイルはこまめに保存するのが無難だ。

スリープでの運用はトラブルがつきもので手におえない
(撮影:アバンギャルド、以下同じ)
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