京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2017」で、同社が展開するIoT(インターネット・オブ・シングス)向け通信サービス「SIGFOX」を紹介するブースを出展している。

省電力通信サービス「SIGFOX」を訴求する京セラコミュニケーションシステムの展示ブース
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 SIGFOXはLPWA(ローパワー・ワイドエリア)通信サービスの1つ。日本ではKCCSが2017年2月から商用サービスを開始しており、既に東京・名古屋・大阪を含む都市部などで利用可能となっている。KCCSは展示ブースで、こうした実績と豊富なソリューションをパートナー12社と共に訴求している。

 そのうちの1社で、慶応義塾大学発のITベンチャー企業であるアイ・サイナップは、「SIGFOX GPSトラッキング装置」を参考出展している。長時間稼働する見守りサービスの実現を目指す。2018年初にも国内の地方自治体と共同で実証実験を始める計画だ。

 アイ・サイナップの装置は、SIGFOXの通信モジュールとGPS(全地球測位システム)モジュールに加えて、加速度計を内蔵している。装置を身に着けた子供や高齢者の動きを加速度計で検知し、動きがないときには消費電力量が大きいGPSモジュールの動作を止める。SIGFOXの省電力性との相乗効果によって、1年近く稼働し続ける装置の実用化を目指している。

アイ・サイナップが参考出展する省電力型「SIGFOX GPSトラッキング装置」のモックアップ
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