音声合成エンジンを手掛けるエーアイとTISは、2017年10月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2017」で、共同開発したスマートスピーカー「AISonar(エーアイソナー)」を初展示した。

写真1●エーアイとTISが共同開発したスマートスピーカー「AISonar(エーアイソナー)」
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 AISonarは直径7.5cm、高さ14.5cmの円筒形をした小型のスピーカー。音声認識、人工知能(AI)、機械翻訳、音声合成といった技術を活用している。ハードウエア、音声認識、AIの技術は東京大学発のベンチャー企業フェアリーデバイセズが開発した「Fairy I/O」を採用。音声合成には、エーアイのクラウド型音声合成技術の「AICloud」を使う。

写真2●エーアイとTISが共同開発したMR(複合現実)対話エージェントのデモ
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 ブースで展示しているデモでは、TISがベータ版で公開している業務チャットボットプラットフォーム「DialogPlay」とAISonarを連携させた活用例を示した。銀行の窓口での受け答えを想定し、「口座を開設したい」「氏名の変更手続きがしたい」などと話しかけると、その内容を解釈してAISonarが音声で回答する。

 販売開始は2018年春を予定。営業はエーアイとTISが共同で実施する。現在は、導入を検討している企業と実証実験を進めているという。

 このほかブースでは、MR(複合現実)技術を使った対話エージェントのデモも展示。マイクロソフトのメガネ型デバイス「HoloLens」をかけると、キャラクター「琴葉葵」が映像に重ね合わせて表示される。HoloLensのマイクを通じて琴葉葵と会話できる。