「共有(シェア)」の意味が変わる

 これまでWindowsで「共有(Share)」といえば、ネットワークを介してフォルダをアクセスする「ファイル共有」を意味していた。しかし、SNS全盛の現在、「シェア」といえば、記事などの情報をSNSの投稿に含め、他のユーザーに見えるようにすることを指す。SNSなどでは「シェアさせてください」といった表現を多く見かけるようになった。

 RS3では、後者の意味で「Share」を使う。つまりエクスプローラーの「共有(Share)」というメニュー項目は、外部アプリケーションに対象をコピー、引用する機能を示す。エクスプローラーのコンテキストメニューなどに「共有」という項目が追加された。

エクスプローラーのコンテキストメニューに「共有」(シェア)が追加され、ファイル共有を意味していた従来の「共有」は「アクセスを許可する」に変わった。
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 一方、従来の「ファイル共有」を意味していたメニュー項目である「共有」は、「アクセスを許可する」という表記に置き換わった。

 単なるメニュー項目の変更と言えばそれまでだが、OSの操作を言葉で伝える筆者の“業界”的には大きな変更である。しかも現時点では、コンテキストメニューの「アクセスを許可する」の後に表示されるダイアログで「共有する相手を選んでください」「共有の問題の詳細を表示する」といったように、ファイル共有の意味で「共有」という用語を使い続けている。

コンテキストメニュー上は項目名が変更されたが、そこから表示されるダイアログなどでは、ファイル共有の意味で「共有」を使っている。
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 当然、すでに世の中にある大量の文書にも従来の意味の「共有」が多数残っているはずだ。ファイル共有の方法を説明する「エクスプローラーで右クリックしてメニューから共有を選択」といった表現は、Fall Creators Update以降は誤った説明になってしまう。これからPCを学んだり、人に教えたりする可能性の高い方は、表現の違いから起こる苦労がしばらく絶えないのではないか。心配せずにはいられない。

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